無気力男児の気ままな日記

突発的に無気力になることに悩む男の日々

プロの壁

ブログをご覧いただきありがとうございます。

無気力男児です。

本日もお疲れ様です。

 

森投手にプロの壁

昨日、広島対阪神とのオープン戦で

砂場県出身のカープの森翔平投手が

6回から登板しました。

 

しかし、結果は…

1/3回を5安打、2四球、自責点7と

散々な内容でした…。

 

www.tokyo-sports.co.jp

 

1イニングも投げていないのに

33球も要してしまうなど

前回同様、制球に苦しみました。

 

nonkiryoku.hatenablog.jp

 

前回と同様に

基本のストレートが全然制球できていない。

真ん中か高めに抜けるかという感じです。

 

そのため変化球も効いてきません。

これではキャッチャーもリードしようがない。

 

これでは先発どころか

1軍でも厳しいと思います。

2軍スタートになるのではないかと…。

 

この2登板で課題はたくさん出ました。

まず直球をしっかり投げ込めるようにする。

(キレ・コントロールともレベルアップを)

そして変化球のキレを上げると

段階を踏んで直していくしかないと思います。

 

しかし、キャンプ中の評価が高かっただけに

この試練は私も予想だにしませんでした。

多分、本人もそうなのではないかと思います。

 

この悔しさをバネに成長するしか

厳しいプロで生きていくことはできません。

これを糧に頑張ってほしいと思います。

 

川口さんも講演会で

「みんなが最初からすごかったわけじゃない。

 カープは徹底的に鍛えて強くする球団」

と語っていました。

 

nonkiryoku.hatenablog.jp

 

カープの先輩投手にも厳しい試練を味わった

選手がたくさんいます。

その中でも逸話として印象に残っている選手は

大野豊投手と黒田博樹投手です。

 

大野豊投手の1年目の防御率

軟式野球からテストでカープに入団した

野投手は1年目、8月の阪神戦で

敗戦処理ながら

1軍初登板することになりました。

 

しかし1アウトを取っただけで

掛布選手にホームランを打たれるなどして

5失点してしまいました。

 

その後登板機会がなく、1年目の防御率

驚異の135.00!!!

3アウト×5失点×9回という計算で

こうなってしまいました。

(普通悪くても10点以下で収まります)

 

おそらくこんな成績の投手はいない思います。

野投手は、悔しさから広島市民球場から

寮まで泣きながら歩いて帰ったそうです。

(コーチからも「死ぬなよ…」と慰められた

 そうです)

 

しかし、冷静になった大野投手は

「テスト入団でキャンプもまともに

 過ごせなかった。

 それさえ過ごせば、絶対良くなる!

 それにこれ以上悪くなるはずがない!」

と開き直り、立ち直ったそうです。

 

そして次の年にトレードで入団した

江夏豊投手に

手取り足取り、技術・心得を教え込まれ

プロとしての基礎を築き

その後42歳までカープ一筋で大活躍しました。

 

黒田博樹投手の1年目のオープン戦

カープのエースとして大活躍し

メジャーリーグでも先発投手として大活躍。

最後はカープに戻って25年ぶりのリーグ優勝に

貢献した黒田博樹投手。

 

黒田投手にもこんな逸話があります。

 

専修大学から入団した

ルーキーイヤー序盤の2軍戦で

先発した黒田投手はめった打ちに遭います。

 

しかし、当時2軍監督の安仁屋監督は

(「安仁屋算」で有名。沖縄県初の

 プロ野球選手)

一向に黒田投手を変えようとしません。

 

結局、1回を投げて10失点。

とても悔しいマウンドとなりました。

 

交代後、安仁屋監督は

「これでプロの厳しさが分かっただろう?」

と黒田投手に告げたそうです。

 

安仁屋監督は

黒田投手がキャンプ・オープン戦と調子が良く

少々調子に乗っていたことを見抜いており

この機会に身をもって厳しさを教え込んだ

そうです。

 

黒田投手もこれでプロの厳しさを知ったと

語っています。

 

またカープのエースになっていた時期の登板で

初回に5点の援護をもらいながら

相手打線につかまって逆転負けした試合があり

次の日の中国新聞のコラムに

「もはやエースではない」と

厳しく書かれてしまいました。

 

その内容の悔しさから

黒田投手は、自分のロッカールームに

その切り抜きを貼りつけて

自身を発奮させたこともありました。

 

こうやって、さらに自身をレベルアップ

させたのです。

 

同郷の者としても頑張ってほしい

降板時、一緒に歩きながら

高橋建投手コーチが森投手の横で

何か語っていましたが、内容は分かりません。

 

今一番悔しい気持ちでいるのは

おそらく森投手本人だと思います。

 

でも、自分もなぜか悔しいんです… ( ;∀;)

同郷の情けでしょうか…。

 

だからこそ、頑張ってレベルアップして

野投手や黒田投手のような

カープのエースになってほしいと思います。

 

応援しています!

 

nonkiryoku.hatenablog.jp

 

それでは、また。